今年は現場のピークが1末から2月にかけてやって来ました。
今、現場のピークを迎えていると言う事は、納期はどれも年度内なので大変です。
そんな時に、弊社のワークステーションが壊れて解析ができなくなってしまいました。
原因はCPUを冷やす水冷装置
交換しようとネットで値段を見ると、何と10万、、、、、、、、
アマゾンで見ても5万オーバー。
中古ですが程度のよさそうな物がオークションで1万5千円で出ていたので落札しましたが、、、、、、
日曜から出張なので、それまでに交換して、帰って来るまでの5日間、24時間体制で働いてもらいたいので、早く部品が届く事を祈るばかりです。
日曜から昨日までダムの計測の為出張していました。
いつも見る静岡からの富士山も綺麗なのですが、山梨側から望む富士山は、天気が良いのも相まって凄く綺麗でした。
今回の業務はUAVによる堤体とその周囲のSfMと図面作成用の為のレーザー計測
ドローンを使用して空撮を行い、その後リーグル社のvz1000で全体を計測。
細かな死角になる部分をFocus3Dで補足と言う、非常に贅沢な仕様です。
VZ-1000の計測は非常に早く、3.4分で計測そのものは完了してしまいます。
取得データも非常に綺麗で、LMS Z420iとは比べ物にならない位進化しています。

全20スキャンしたデータはターゲットによって位置合わせを行いますが、これが非常に精度が良く、ターゲットの認識もより正確になったと言う事なのでしょう。
ただ、1つ難点を言えば、ターゲットスキャンが長くて、ここが改善されれば、Focus3Dより1日の計測回数ははかどると思います。

Focus3Dは死角の補備計測で使用しましたが、今回非常に良いデータが取得出来ました。
精度は±2mmなのですが、データが荒れていてノイズも多く、Faro Sceneでは合成がうまく行かない事が多かったのですが、先日sene2019にバージョンアップして、データのノイズも少なくなり、形状合成も非常に良好に行なえる様になりました。

写真計測のソフトウェアも先日PhotoscanからMetashapeと名前が変わり、処理が早くなり、
Faro Sceneもバージョンが上がり、処理速度、データのノイズも少なくなり、、、
解析もどんどんやりやすくなって来るのは非常に喜ばしい事です。
が、
計測が早くなり、綺麗なデータが沢山取得出来る様になれば、解析時に振り回すデータ量もどんどん増え。
よりハイスペックなワークステーションが必要になって来ます。
弊社はそれが仕事なので致し方がないのですが、この膨大な処理されたデータをお客様に納品しても
お客様の環境では見て頂けないと言うのが残念でなりません。