2017年05月09日

6月の講演資料作成

6月14.15日に川崎で開催されるSPAR-J2017

 第13回 3次元計測フォーラム
今年で13回目だそうで、私が始めて講演させて頂いた2008年頃は、レーザースキャナーが主な講演内容でしたが、最近はUAVがメインになりつつあります。
隔年で講演している僕も、今年は「文化財セッション」で地上レーザースキャナーとUAVによる写真計測の違いとハイブリッド解析についてお話したいと思っています。

 僕は研究者ではなく完全な現場人間なので、お話できる内容も実際に業務として採算を考えた計測事例ですが、技術屋として、日々試行錯誤した結果をお見せしたいと、現在資料を作成しています。

そんな内容を少しご紹介

形状合成用点群.jpg

これは、庭園の計測データの一部分で、20スキャン以上したレーザースキャナーの点群データです。

形状合成用レーザーポリゴン.jpg

これは、そのレーザースキャナーの点群から解析を行ったポリゴンです。
詳細な形状を再現できていますが、色情報については計測に時間が掛かるので仕方がないです。

形状合成用写真計測ポリゴン.jpg

こちらは写真計測から解析したポリゴンです。
テクスチャーは綺麗ですが、詳細な形状が取得できていません。

二の丸差分.jpg

計測範囲全体を見ると、上の差分解析結果の様に、レーザースキャナによる計測データと写真計測のポリゴンとでは、±10mm以下の誤差なのですが、この10mmと言うのが、細かなディティールには利いてきます。
特に、地面と石、石と石の間等、境目の精度が写真計測は悪く、溶けた様なモデルになるのです。
形状合成済.jpg

これが、レーザースキャナの点群データと、写真計測のポリゴンをハイブリッド解析した物です。

レーザースキャナーの持つ精度、写真計測の持つテクスチャー、その両方を兼ね備えたデータに仕立てるハイブリッド解析。

文化財での計測では、地形や崩壊地等で行う計測より、更に高精度が求められます。
また、色情報も非常に重要なので、フォトリアリスティックなテクスチャーが求められます。


と、この様なお話と、熊本城の石垣計測のお話をメインに約20分間お話したいと思っています。1.jpg2.jpg3.jpg






posted by かおる at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 3Dスキャナー